かしわまむし
- torishin02916
- 6月23日
- 読了時間: 2分

かしわまむしについて書いたらめっちゃ長くなりました💦
それだけ歴史と思い入れがあるかしわまむしです。
お時間に余裕ある時に読んでいただけたら嬉しいです。
当店の長年裏メニューかしわまむし。
そもそも「まむし」という言い方が関西の方以外は聞き馴染みがないかも…
当店では「かしわまむし」「鱧まむし」「鰻まむし」と丼物はだいたいまむしです。
言われは、ご飯の間に具を挟んで蒸した「間(ま)蒸し」からというのが一般的のようです。
ですが、私が両親から聞いたのは「まぶして食べる「まぶし」が変形して「まむし」になったらしい」です。
かしわまむしは元々は賄いと聞いてます。
実際に今でも人気の賄いですし、子供の頃から賄いとしてよく食べてました。
先々代の頃は芸舞妓さんのお花に行く前の小腹を満たす為に召し上がっていただいていた様です。
それが西陣の旦那さんからの注文が増え、先代の頃は西陣への配達もよく行っていたと聞いてます。
色々と変化があっていつの間にか裏メニューへ。
少しだけですが、25日の天神さんの日にランチメニューとして出してた時もありますが、やっぱり裏メニューのまま。
今でも、お客様から「かしわまむし美味しかったよね」と言っていただく事が…
いつかメニューに…と思っていましたが中々機会がなく。
今回、アラカルトのメニューを決める時にここだ!とメニューに決めました✨
肝心のかしわまむしとは…
かしわを当店の秘伝のタレを付けて焼きます。
焼き上がったかしわを刻み、かしわをご飯で挟んでタレをかけて出来上がりです。
焼けて香ばしくけど柔らかいかしわとご飯とタレが絶妙です。
ぜひ召し上がってみて下さい!
ちなみに、これからの季節やと鱧まむしも美味しいです✨